8/23(土) 19:00 ワールドファイティングブル(ワールド六甲アイランドラグビー場)

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キューデンヴォルテクス ワールド
ファイティングブル
48   21

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 4 2 0 0 24 48
後半 4 2 0 0 24
ワールド
ファイティングブル
前半 2 2 0 0 14 21
後半 1 1 0 0 7



出場選手
1 中村 嘉宏 → 小柳 和幸(後半24分) 9 村上 龍寛 → 松尾 匡祐(後半34分)
2 谷口 大督 → 佐藤 孝樹(後半34分) 10 齊藤 玄樹
3 田尻  亮 → 松尾 健一(後半18分) 11 今村 圭吾
4 吉上 耕平 12 ティム アトキンソン
5 ルーク ドハティ → 浦  真人(後半26分) 13 山口 雄一 → 前田 健介(前半15分)
→ ナイサン グレイ(後半18分)
6 松本  允 14 吉永 将宏
7 トム マクベリー → 山本 英児(後半0分) 15 黒木 孝太 → 前田 健介(後半27分)
8 川嵜 拓生    

レポート

トップリーグ開幕に向け順調ぶりを発揮

 8月23日(土)、ワールド六甲アイランドラグビー場にて、ワールドファイティングブルとの試合が行われました。

 7年前の練習試合で100点ゲームをされ、惨敗を喫したワールドファイティングブルに対し、ヴォルテクスは雪辱を晴らすためにも勝利することを目標に、この一戦に臨みました。また、Aチームにとってトップリーグ開幕前最後の練習試合。春シーズンから培ってきたものをトップリーグの舞台と同じように発揮することを誓って挑みました。



 試合開始3分、ヴォルテクスは敵陣でのスクラムからNO.8川嵜選手、SO齊藤選手、WTB今村選手へボールを繋ぎ、そのまま先制トライを奪います。
 幸先の良いスタートを切ったかと思われましたが、7分、スクラムからワールドにラックを連取され攻め込まれると、最後はラックサイドを突かれ、トライを決められます。
 同点となり、次の展開へ持ち込みたい両チーム。互いに激しい攻防が繰り広げられ、なかなか追加点を奪うことができません。
 再び試合が動いたのは、23分。SO齊藤選手が蹴り上げたボールをFB黒木選手が絶妙なタイミングでボールをキャッチし、LOドハティ選手へ繋ぐと、そのまま持ち出し、加入後初となるトライを決めます。27分にも、追加のトライを決め、17対7とリードします。
 しかし、直後の29分、ワールドにキックオフをターンオーバーされ、トライを許してしまいます。17対14とその差は3点。前半をこのままで終わるわけにはいかないヴォルテクスは、37分に敵陣ゴール前ラインアウトからNO.8川嵜選手が相手ディフェンス陣を弾き飛ばすように抜き去り、ゴール中央にトライを決め24対14。再びリードを広げ、後半戦へ繋ぎます。





 ハーフタイム中、トンプソンHCは、「前半は良い形でトライを取れている。しかし、トライを取ってから次のトライを取るまでの間のプレーを見ると上出来とは言えない。2週間後にはタフなゲームとなるトップリーグが控えている。今日の試合前にも全員で話した“80分間集中し続けること”を全うするためにも、残りの40分間は小さな事も確実にやっていこう!」と選手たちに指示を出しました。



 気持ちを切り替え、前半をさらに上回る展開に意気込むヴォルテクス。後半はトンプソンHC期待通りのプレーでの展開となります。
 10分、敵陣ゴール前でのラインアウト。ヴォルテクス絶好のチャンスにFWメンバーの力が爆発します。新ルール適用後、どのチームでも課題となっているモール。モールでトライを奪うことが難しくなったにも関わらず、ラインアウトからヴォルテクスFW陣はモールを勢いよく押し込みトライを決めます。18分にワールドにトライを許してしまいますが、25分、再びゴール前ラインアウトからモールを押し込み、後半から出場のFL山本選手が抜け出し、追加点を奪います。
 38対21と大きく点差を広げたヴォルテクスの勢いは止まることを知らず、27分、38分にも追加のトライを決め、終わってみれば48対21で、勝利を収めることができました。

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 試合後、トンプソンHCは次のように話しました。「この夏季プレシーズンを実施した3週間で、良い準備が出来た。ここまでは全て予定どおりに来ている。理想に近づいている。開幕戦までの残り2週間でもっと上げていこう!月曜日から新たにスタートだ!」
  また、中村主将は、「今試合の目標の一つ、“4トライ以上取って3トライ以下に抑える”を達成出来て良かった。しかし、その過程で起こったミスは、修正していかなければならない。もっとコミュニケーションを取る必要があると思う。」と試合を振り返りました。

 最後になりましたが、会場にお越しくださいましたファンの皆さま、また、試合時間も含め、快く対戦を引き受けて頂きましたワールド関係者へ厚く御礼申し上げます。トップリーグで、熱く激しく、1人でも多くの方々を魅了できるようなラグビーを披露できるように、残り2週間、チーム一丸となって頑張ります!
 引き続き、ご声援いただきますようよろしくお願いいたします。
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