6/14(土) 11:30 サントリーフーズ(東芝府中グラウンド)

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キューデンヴォルテクス サントリーフーズ
26   59

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 2 2 0 0 14 26
後半 2 1 0 0 12
サントリーフーズ 前半 3 2 0 0 19 59
後半 6 5 0 0 40



出場選手
1 田中 宗法 → 有馬 昌宏(後半12分) 9 安部 和輝
2 濱田 修一 10 瓜生 丈治
3 小野田 寛文 11 森田 啓介
4 吉浦 利浩 → 平野  勉(後半9分) 12 本多 祐三
5 川嵜 耕大 13 三輪 幸輔
6 河原崎 峻 14 山田 和弘
7 進藤  猛 15 ピーター・ミラー → 吉永 将(前半10分)
8 大山 貴弘    

レポート

チーム底上げのために、何をすべきなのか…

 6月14日(土)、東芝定期戦の前に、サントリーフーズとの試合が行われました。

 先週、宿敵レッドスパークスに惨敗、チームとして今シーズンを戦い抜くためには、選手層のアップが急務。1週間の練習で気持ちを入れ替え、一人でもAチームに上がりたい気持ちを秘め、自分たちのやるべきこと、手に入れたい勝利を信じて試合に臨みました。


 試合開始10分、ヴォルテクスは自陣でのラックからSH安部選手、SO瓜生選手、FBミラー選手、CTB三輪選手へ左に展開しながら一気にゴール前まで進むと、三輪選手がその流れを上手く切り返し、内側から走り込んで来たCTB本多選手へ絶妙のタイミングでパスを繋ぎます。最後は、本多選手から大山選手へとボールが渡り、ゴールラインを割って先制点を奪います。



 その後、ディフェンス、アタックでも力を見せ、決して負けてはいないヴォルテクスメンバーでしたが、肝心なアタック面でミスが起き、追加点に繋げることができません。ミスで波に乗れない中、サントリーフーズは、才能あるバックス陣とパワー溢れる外国人選手を生かして、16分、21分にトライを奪い、7対12と逆転を許します。

 このままでは終われないヴォルテクスは、36分に連続攻撃で敵陣まで攻め込み、反則でチャンスを得ると、ラインアウトからSH安部選手、CTB三輪選手と繋ぐと、またもタイミング良くパスを内へ返し、CTB本多選手がトライを奪います。ゴールキックをFB森田選手がきっちりと決め、14対12と逆転に成功します。
  しかし、前半終了間際の40分に不用意なディフェンスラインをあっさりとすり抜け、再び逆転トライを決められ、14対19で前半を折り返します。


 トンプソンHCは、ハーフタイムに、「アタックでのミスが相手にチャンスを与えてしまっている。良いディフェンスは見られるが、単発ではダメだ。しっかりとヒットし、体を張るタックルが必要である。ミス、ターンオーバーが多すぎる。」と指摘しました。



 逆転勝利に望みをかけ挑んだ後半でしたが、開始5分、7分、サントリーフーズに2トライを奪われると、その点差は14対33とダブルスコア以上に。
  18分に途中出場のWTB吉永選手が快足を生かしてサイドライン側をすり抜け、独走トライを奪いますが、その後はディフェンスが全く機能せず、思いのままに展開され、圧倒されてしまいます。35分に追加トライを奪うものの、サントリーフーズの攻撃は止まることを知らず、26対59でノーサイド。




 後半の大量失点は、連戦の疲れなのか、それとも熱いハートが足りないのか。
 2週連続の完敗を喫したメンバーには、もう1度自分自身を見つめなおす時間が必要なのかも知れません。

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