6/7(土) 13:00 コカ・コーラ ウエストレッドスパークス(さわやかスポーツ広場)

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キューデンヴォルテクス コカ・コーラ
ウエストレッドスパークス
5   48

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 0 0 0 0 0 5
後半 1 0 0 0 5
コカ・コーラ
ウエストレッドスパークス
前半 3 1 0 0 17 48
後半 5 3 0 0 31



レポート

宿敵レッドスパークスに惨敗…。

 6月7日(土)、さわやかスポーツ広場にてコカ・コーラW・レッドスパークスとの試合が行われました。春の陣も4週目となり、宿敵相手に勝利への執念を持ち、戦いに挑みました。


 ヴォルテクスのキックオフで始まった前半は、風上という好条件。しかし、開始7分、左中間のラックからWTB築城選手がボールを持ち出し、走り込んでくると、阻止することができず、先制トライを奪われます。
  続く15分には、敵陣22m中央から左に展開し、またもWTB築城選手にトライを決められます。
  開始から、歯車が噛み合わないヴォルテクスは、得点どころか敵陣にも攻め込むことができず、自陣でのディフェンスを強いられます。24分にも追加のトライを奪われ、0対17、完封のまま前半を折り返します。




 ハーフタイム、トンプソンコーチは、「春のオープン戦では、ポジティブな事ばかり伝えてきたが、今日の試合を見る限り良いコメントは一切ない。昨シーズンを終えて、君たちから“トップリーグの舞台に立ちたい”と強い思いを伝えてきたが、何故試合に出られないのか、その理由がこの前半40分に凝縮されている!」と選手に檄を飛ばしました。




 後半は、気持ちを切り替え、少しでも早く流れを持ち込み、追いつきたいヴォルテクス。しかし、前半の疲れ、暑さにより集中力は欠け、相手の攻撃を更に促進させます。開始3分、そして13分にも追加のトライを許します。
  ようやく18分、ヴォルテクスにチャンスが訪れます。相手反則によりスクラムを選択したヴォルテクスは、そのスクラムでプレッシャーをかけ、NO.8端迫選手の8アタックで相手ディフェンスラインの隙を突き、この試合初のトライを奪います。
  さぁ、ここから!という思いで挑んだ残り20分でしたが、チャンスをことごとくミスで潰し、セットプレーも不安定、ディフェンスも機能しないまま、ダメ押しの3トライを奪われてしまいます。
  ヴォルテクスメンバーは、何一つ満足するプレーを残すことのないまま、屈辱的な時間を80分間続け、無情のノーサイドを迎えました。




 試合終了後、神田監督から選手たちに向けて、「正直、言葉が見つからない。悔しい思いを超えて、毎日何を練習してきたのだろうと思ってしまう。日頃の練習でしていないことばかりしている。コーラのアグレッシブな気持ちに対し、それを一つ一つ受けてしまっていた。次は必ず弾き飛ばしてやろう!という強く、熱い気持ちを持った選手だけで今後の練習に取り組みたい。」

 コーチ陣の厳しい言葉に、どれだけの選手が、今日の悔しさを晴らすべく闘争心を剥き出しにし、これからの練習に取り組んでいくのでしょうか。
  次回6月14日のサントリーフーズ戦での奮起を期待しつつ、応援に駆けつけてくださいましたファンの皆さまには、深く御礼申し上げます。


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