ハーフタイム、トンプソンコーチは、「今季初のオープン戦で疲れが出ることはわかるが、今ここで頑張ろう!自分たちのミスによって自らを苦しめているところがあるから、ミスをなくしていこう!」と選手へ話をしました。
気持ちを入れかえて臨んだ後半開始1分、連続攻撃で敵陣まで攻め込んだヴォルテクスは、ゴール前でペナルティを得ると、CTBアトキンソン選手からFB今村選手へパスを繋ぎ、そのまま今村選手がディフェンスを交わしてゴール右隅にトライを決め、同点とします。 その後、ドリームXVに1トライを追加されますが、ヴォルテクスは、NO.8川嵜選手、SO斉藤選手が大きくゲイン突破し、ゴール前まで攻め込みます。トライにはならなかったものの、幾度となくチャンスを作り、流れをヴォルテクスに呼び込みます。
ここからが勝負というヴォルテクスでしたが、27分にドリームXVのWTB中園選手に独走トライを許してしまうと、疲れが歴然と見え始め、FW陣をはじめ多くの選手の足が止まってしまいます。40分、ロスタイムの43分にもドリームXVに追加トライを奪われ、終わってみれば、12対31。残念ながら、ミスの多さ、フィットネス不足が露呈となり、痛い敗戦を喫しました。
試合終了後、トンプソンコーチは、「昨年の佐賀招待試合でも同じだったが、今の時期、ゲームフィットネスがどうしても足りていない分、きつかったと思う。だが、言い訳できるのはこの試合までだ。リコー戦、東芝戦は昨年勝利していることもあって、相手チームも必死で挑んでくるに違いない。そこを踏まえ、ヴォルテクスは相手以上に頑張らなければならないし、言い訳なしに闘っていかなければならない。」と選手たちに話しました。
最後になりましたが、開催にともない多大なるご尽力をいただきました佐賀県ラグビーフットボール協会関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。また、応援に駆けつけていただきました九州各支店の弊社ラグビー部関係者の皆さま、ファンの皆さま、ご声援ありがとうございました。春のオープン戦は始まったばかりです。今後も変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。