5月17日(土)、肌に突き刺さるような暑い日差しのもと、香椎グラウンドで福岡大学との試合が行われました。 トップリーグ2年目を迎え、昨年度の昇格時とは遥かにモチベーションもプライドも高くなったヴォルテクスメンバー。その気持ちを全面に出し、終始福岡大学を圧倒する試合展開となりました。 試合開始から100%を出し切るつもりで臨んだ前半。開始早々1分、スクラムからSO久木元選手、CTB三輪選手、FB吉田選手にボールを繋ぐと、ルーキーの吉田選手が相手選手の裏を突いてゲインし、WTB久保選手へパスを繋ぎます。最後は、久保選手からWTB前田選手へボールが渡り、そのまま走り込んでゴール左隅に先制トライを決めます。久木元選手が難しい位置からゴールを決め、7対0。 その後2分、9分、16分、20分と立て続けに3トライを奪い、福岡大を寄せつけません。
ここまで一方的な試合展開でしたが、24分、福岡大学にゴール前まで攻め込まれると、ヴォルテクスは必死のディフェンスでターンオーバーからマイボールにしますが、キックチャージからそのままボールを奪われ、トライを許し、31対7となります。 しかし、ヴォルテクスの攻撃は止まるところを知らず、2トライを追加し、45対7で前半を折り返します。
ハーフタイムにトンプソンコーチは、「試合開始から気持ちが入っていて、非常に良かった。後半は、これに満足することなく、2次、3次攻撃時にもっとコミュニケーションをとっていこう!」と指示を出しました。 後半も流れを呼び込みたいヴォルテクス。6分、12分と連続で2トライ奪うと、22分にもラックからルーキーのSH安部選手が持ち出し、SO久木元選手へ繋いで左へ展開。CTB森田選手、WTB久保選手、WTB前田選手へとリズム良くボールが渡り、華麗な攻撃でトライを奪い、64対7と福岡大を大きくリードします。 25分、33分にタックルミス等が重なり、福岡大に2トライを奪われるものの、試合終了間際の40分まで3トライを追加し、83対21で福岡大に圧勝しました。
試合を振り返ると、前後半で13トライを奪い、トップリーガーとして最後までプライドを持った試合を繰り広げたヴォルテクス。中でも、ベテランWTB前田選手は、5トライを決める活躍ぶりでチームを勝利に導きました。 試合後、大活躍の前田選手にインタビューしました。
最後になりますが、暑い中応援に来ていただいた皆さまに感謝申し上げます。来週24日(土)も香椎グラウンドにおいて、マツダ戦が行われますので、変わらぬご声援をよろしくお願い申し上げます。