1/14(月)14:00 近鉄花園ラグビー場(大阪) 試合結果一覧へ


キューデンヴォルテクス 三洋電機ワイルドナイツ
7   52

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 1 1 0 0 7 7
後半 0 0 0 0 0
三洋電機ワイルドナイツ 前半 0 0 2 1 9 52
後半 7 4 0 0 43



出場選手
1 小柳 → 佐藤(後半 28分) 9 村上
2 谷口 → 田中(後半 35分) 10 齊藤 → 松添(後半 35分)
3 松尾 11 前田
4 端迫 → 山元(後半 28分) 12

ナイサン → ティム(後半 26分)

5 13 黒木 → 山口(後半 6分)
6 吉上 → 進藤(後半 35分) 14 吉永
7 山本 15 ピーター
8 川嵜    

レポート

前半ノートライに抑える意地を見せるも、後半粘れず
 1月14日(月・祝)、大阪近鉄花園ラグビー場で、三洋電機ワイルドナイツとの試合が行われました。

 今シーズン、これまで無敗でトップリーグ首位にたっている三洋電機ワイルドナイツ。その強豪チームを相手に、キューデンヴォルテクスは日本IBM戦の屈辱を晴らすべく、気持ちを一新させ、試合に挑みました。



 この日の大阪は、気温が上がらず、最高気温は6℃という非常に寒い中での試合となりました。
 前半は風下でのゲーム開始。キューデンヴォルテクスのキックオフ直後、ペナルティを取られ、三洋電機にペナルティゴールを決められます。
 開始直後に先制点を奪われたキューデンヴォルテクスですが、10分にも、三洋電機のCTB入江選手に40m以上離れた位置からドロップゴールを決められ、0対6とされます。
  開始10分で2本のゴールを決められたヴォルテクスに嫌な雰囲気が漂いますが、ここからディフェンスの粘りをみせ、三洋電機の幾度とない攻撃に屈することなく立ちはだかり、ゴールラインを死守します。ヴォルテクス自陣ゴール前のしぶといディフェンスは、三洋電機のノックオンを何度も誘います。しかし、風下の影響もあり、敵陣目指してキックをするも、なかなか距離が出ず、自陣でのディフェンスを強いられてしまいます。




 再び試合が動いたのは25分、三洋電機に45mほどある距離からペナルティゴールを見事に決められ、0対9と着実に点差を広げられます。
 このまま前半を終えるわけにはいかないヴォルテクスは、前半終了間際の37分、三洋電機のキックをグレイ選手が執念でチャージすると、このこぼれ球を快速WTB吉永選手が拾い上げ、そのまま走りきりゴール中央にトライを奪います。ゴールキックをFBミラー選手が決め、7対9とその差を縮め、後半へ繋げます。
  前半は、相手にボールを保持され続けましたが、キューデンヴォルテクスの本来のディフェンスが機能し、ピンチを何度も切り抜け、強豪三洋電機をノートライに抑える活躍をみせました。



 後半は風上となり、優位な展開に持っていき逆転勝利を狙うキューデンヴォルテクス。しかし、開始0分、ヴォルテクスのミスから相手ボールのゴール前スクラムとなり、そこから左へ展開され三洋電機にとって今試合初のトライを奪われます。また、3分、11分にも立て続けにトライを奪われ、強豪チームの意地を見せつけられます。
  風上の優位を活かせず、逆に三洋電機の波状攻撃は勢いを増し、4本のトライを追加され、終わってみれば7対52、NO.1チームの強さを突き付けられる結果となった後半でした。  

 最後になりましたが、本日も寒い中、お越しいただきました応援団の皆さまをはじめとする大変多くのファンの方々にご声援いただき、誠にありがとうございました。
 トップリーグも残り3試合。大変厳しい状況ではありますが、チーム一丸となり、この3試合を戦い抜いていきます。
 次の試合は、1月20日(日)、グローバルアリーナで行われます福岡サニックスブルースとの福岡ダービーです。互いのプライドをかけた熱いゲームをご期待ください。

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