12/21(金)16:00 香椎グラウンド 試合結果一覧へ


キューデンヴォルテクス NTTドコモ関西
31   42



レポート


 12月21日(金)、香椎グラウンドにて、NTTドコモ関西との試合が行われました。

 今年の9月に大阪遠征の際、前半完封されるものの、後半から怒涛の攻撃で逆転勝利を勝ち取ったキューデンヴォルテクス。この逆転負けを喫したNTTドコモ関西が、チーム強化とリベンジにやってきました。



 トップリーガーとして負けるわけにはいかないキューデンヴォルテクス。明日コカ・コーラ戦を控えたメンバーたちが見守り、止みそうもない雨が降る中、試合は開始されました。
 開始早々の5分、敵陣に攻め込んだヴォルテクスは連続攻撃後、SH松尾選手からSO久木元選手、CTB三輪選手へとボールを繋ぐと、三輪選手のベテランらしく相手の隙をつく快足で先制トライを決めます。久木元選手がゴールを確実に決め7対0。
 リズムに乗りたいヴォルテクスでしたが、15分、ドコモ関西にラックからキックパスで攻め込まれ、WTB渡辺選手にトライを奪われます。それから立て続けに、19分、22分、27分とドコモ関西にトライを奪われ、9月に行われた試合の前半を思い出させるような嫌な雰囲気が漂います。
 しかし、37分、キューデンヴォルテクスはラインアウトからモールを押し込み、本日のゲームキャプテンLO山元選手がトライを奪います。20対12とその差を詰め、前半を折り返します。



 後半、気持ちを切り替え、キューデンヴォルテクスの流れに持っていきたいフィフティーン。その思いがトライへ繋がったのは、8分。ラインアウトからFWが勢いよくモールで押し込むとPR小野田選手が持ち出しトライを奪います。ヴォルテクスは、12分にもトライを追加し26対20と逆転します。
 しかし、この逆転で気を許したのか、20分、25分とドコモにトライを奪われ、再び逆転を許します。
 このまま終わるわけにいかないキューデンヴォルテクスは27分、相手の反則からSH竹山選手がクイックスタート。そのまま持ち込んでトライを奪います。その差1点まで詰め寄りますが、残り10分で2トライを追加され、終わってみれば31対42。悔しい敗戦となりました。



 最後になりましたが、遠路はるばる福岡にお越しいただきましたNTTドコモ関西ラグビー部関係者の皆さまをはじめ、足元の悪い中香椎グラウンドにお越しいただきましたファンの皆様に御礼申し上げます。
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