11/4(日) 西京極総合運動公園陸上競技場(京都) 試合結果一覧へ


キューデンヴォルテクス 神戸製鋼
コベルコスティーラーズ
31   33

チーム名   T G PG DG 小計 合計
キューデンヴォルテクス 前半 1 0 3 0 14 31
後半 2 2 1 0 17
神戸製鋼コベルコスティーラーズ 前半 2 2 0 0 14 33
後半 3 2 0 0 19



出場選手
1 中村 9 村上
2 谷口 10 齊藤
3 田尻 11 山口
4 ジャロッド → 端迫(後半 0分) 12 ナイサン → ティム(後半 27分)
5 13 吉岡
6 松本 → 山本(後半 34分) 14 吉永 → 前田(前半 38分)
7 吉上 15 黒木 → ピーター(後半 0分)
8 川嵜    

レポート


 11月4日(日)、西京極競技場にてトップリーグ第2節、神戸製鋼コベルコスティーラーズとの一戦が行われました。


 スタンドは、ほとんどが神戸製鋼のファンで占め、完全にアウェイでの試合を強いられるキューデンヴォルテクス、神戸製鋼のキックオフで試合が開始されました。
 試合が動いたのは、前半12分、キューデンヴォルテクスの固いディフェンスで神戸製鋼の攻撃を阻止していましたが、ラックから展開され先制トライを奪われます。
 しかし、キューデンヴォルテクスは17分、22分と相手のぺナルティからゴールを選択し、ゴールデンブーツ吉岡選手が完璧なキックで成功させ、6対7。
 29分には、WTB吉永選手が敵陣22mでのラックから素早い反応で自ら持ち出し右隅に飛び込み、逆転に成功します。
 神戸製鋼の巧みな攻撃をキューデンヴォルテクスのしぶといディフェンスで封じていた前半の攻防の後、34分に神戸製鋼にトライを奪われ逆転されますが、ハーフタイム間際にCTB吉岡選手が再びペナルティゴールを決め、14対14の同点で前半を折り返します。
  後半は、15人の身体を張ったディフェンスの粘りから攻撃へと転じ、流れを呼び込みたいキューデンヴォルテクス。後半開始直後の2分、村上選手がゴール前にハイパントを上げ、相手がキャッチしたパスをグレイ選手が鋭い出足でインターセプトし中央にトライを奪い、19対14と神戸製鋼を突き放します。
 勢いに乗らせまいと神戸製鋼も反撃を開始。8分に後藤選手にトライを奪われると、16分、28分にもモールで押し込まれ、ペナルティゴールによる3点を返すものの、30分を過ぎた時点で9点差のビハインド。
 快進撃もここまでかと誰もが思った31分、CTB吉岡選手がキックキャッチからオープンに展開、SO齊藤選手から途中出場のFBミラー選手へ倒れながらも絶妙なパスで繋ぐと、毎度お馴染みのミラー&アトキンソンのコンビプレーでゴールポスト中央にトライを奪い、2点差に詰め寄ります。
 試合終了までの5分、キューデンヴォルテクスは果敢に攻め込みチャンスを作りますが、勝利の願いは届かず、33対31でノーサイドの笛が鳴り響きました。





 キューデンヴォルテクスの応援団から神戸製鋼にエールを送った後、整列したヴォルテクスフィフティーンに対して、地元の観客をはじめ、全員の観衆の皆さまからのスタンディングオベーション。敗れはしたものの、全員のひたむきなプレーに、大きな拍手をいただきました。


 思い返せば6年前の全国社会人大会、神戸製鋼との一戦。110点差で完膚なきまでに敗れ、いつかは「勝利」を勝ち取ることを胸に秘め、日々練習に取り組んできました。今日はこの願いを叶えることができませんでしたが、吉上選手を中心にしたラインアウトをはじめ、セットプレーやブレイクダウンで互角に張り合うことができ、残る11試合を戦う上で、選手たちは大きな自信となりました。

 最後になりましたが、遠路はるばる九州から応援に駆けつけていただきました応援団の方々をはじめとするファンの皆さまをはじめ、当社のお取引先並びに関係者の皆さま、関西電力関係者の皆さま、熱いご声援ありがとうございました。
 次は、11月10日(土)、岩手県の盛岡南公園球技場にて、NECグリーンロケッツとの試合が開催されます。この敗戦を糧に、NEC戦での勝利を信じて試合に臨みます。
 ご声援の程、よろしくお願いいたします。


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