安川電機
九州電力
九州共立大学
第45回全九州7人制大会が、4月1日(日)宗像市のグローバルアリーナで、時折雨が降る肌寒い天候の中行われました。
■ 〔1回戦〕 九州電力22−7安川電機 1回戦の相手は安川電機。立ち上がり緊張からか動きが悪く、自陣でペナルティを犯したところを 素早く攻め込まれ、先制のトライを許してしまいます。これによって熱くなったメンバーは反撃に出ます。まずはSH松尾選手がパスダミーで上手く抜け出し、追撃となるトライ。続いてSOのポジションに入った末次選手が快足を活かして走りきり、逆転のトライを奪ったところで前半終了。 後半、代わって出場したWTB吉永選手が強引に相手ディフェンスを突破し、点差を広げるトライ。最後は、最年長である平野選手が、相手ボールを奪うとそのまま約30mを巧みなチェンジオブペースを使って走りきり、ダメ押しのトライ。前半は苦しんだものの、激しいディフェンスとコンタクトからリズムを掴み勝利しました。
■ 〔2回戦〕 九州電力5−7九州共立大学 2回戦は、1回戦で三菱自動車水島に勝利した九州共立大学と対戦。試合前、ゲームキャプテンを 務めた進藤選手が、「1回戦は攻撃のとき、皆、強引に縦突破を仕掛け過ぎていたので苦戦した。もっとパスを繋いで攻めて行こう。」とメンバーに声をかけ、試合に挑みました。開始から九電は敵陣で有利に試合を進めます。タッチライン際でできたラックの出球を、SHに入った松添選手が相手ディフェンスの裏をついてブラインドサイドを駆け抜け、左隅に先制トライ。トライ後松添選手が狙った難しい角度からのコンバージョンキックは外れます。その後九電ペースの試合展開になるだろうと誰もが思っていた矢先、すぐさま九州共立大学の反撃を受けます。PRで出場の松本選手が相手ランナーの走るコースを防ぐ見事なディフェンスを見せますが、最後はパスを繋がれゴールポスト中央にトライを許し、コンバージョンキックも決められ逆転されます。後半、メンバー交替も行い反撃に出ますが、相手の粘り強いディフェンスの前にゴールラインを割ることができず、そのまま敗れました。
連覇を達成することができず、残念な結果に終わってしまいましたが、秋から始まるトップリーグに向け、気持ちを切り替え、部員一丸となって取り組んで参りますので、これからも熱いご声援をよろしくお願いいたします。
※ なお、今大会の優勝は福岡サニックスブルースで、準優勝は中国電力でした。