5/20(土) 18:00 佐賀県総合運動公園陸上競技場 試合結果一覧へ


九州電力

NECグリーンロケッツ

24 24

チーム名   T G PG DG 小計 合計

九州電力

前半 3 2 0 0 19 24
後半 1 0 0 0 5

NECグリーンロケッツ

前半 1 1 0 0 7 24
後半 3 1 0 0 17



5/20(土) 12:00 九電香椎競技場 試合結果一覧へ


九州電力

福岡工業大学

67 14

チーム名   T G PG DG 小計 合計

九州電力

前半 4 2 0 0 24 67
後半 7 4 0 0 43

福岡工業大学

前半 0 0 0 0 0 14
後半 2 2 0 0 14



出場選手
【NECグリーンロケッツ戦出場メンバー】
1 中村⇒田中 5 進藤 9 村上 13 吉岡
2 谷口 6 松本⇒河原崎 10 瓜生 14 吉永
3 ティレル⇒田尻 7 山本 11 今村⇒前田 15 ミラー
4 8 川嵜 12 大坪    

【福岡工業大学戦出場メンバー】
1 小 柳 5 地蔵堂 9 竹 山 13 森 田
2 田 中⇒荒 川 6 中 園 10 齋 藤 14 久 保
3 松 尾 7 河原崎 11 末 次⇒山 村 15 黒 木⇒角 田
4 山 元 8 平 野 12 松 添    

レポート

健闘!日本選手権覇者に引き分ける
前年度の日本選手権覇者NECグリーンロケッツに対し7点リードで終了間際まで追い詰め、ノーサイドの笛を誰もが期待した瞬間に悪夢が…。

開始早々のキックオフからNECの猛攻を、身を挺し相手の足元に突き刺さるタックルを連発して防ぎ、FBピーターの効果的なキックで前進する一進一退の攻防を続けましたが、11分に相手FWの突進を止めきれず先制トライを奪われました。
しかし九電も前半20分リック選手がNECの3人のディフェンダー諸共インゴールへ引き倒す豪快なトライを奪うと、WTB吉永選手がNECの攻撃のミスにすばやく反応し、60mを独走するトライ。更には連続攻撃からFBピーター選手がNEC選手を吹っ飛ばしてゴールラインに飛び込むトライを決め、19対7で前半をリードしました。


後半NECは満を持し、日本代表主将を務める浅野選手(NEC主将)、元日本代表主将の箕内選手を投入しましたが、九電は早々から連続攻撃を仕掛け、WTB前田選手が執念のトライを奪い、24対7と突き放します。
しかしここからNECは、落ち着いて日本選手権決勝でも見せた強力FW陣のモール攻撃を徹底し、体格差で劣る九電にプレッシャーをかけ、3分にはモールからSHがサイドをつきトライ、更に21分にもモールを押し込みトライを奪われ24対17となります。
この間NECは日本代表SOの安藤選手を投入するなど、本気で勝利に執念を見せると、九電も激しいタックルを連発してNECの猛攻を防ぐ、素晴らしい戦いで観客を魅了しました。
そして誰もが勝利を確信した40分の九電マイボールラインアウト。無情にもボールはNECの手に収まり、日本一のチームの意地をかけた攻撃に、最後はFB窪田選手がゴール真中にトライを決め、同点でノーサイド。大金星を目前に、ラストワンプレーの重さを痛感した試合となりました。


この試合一番にあげられるのが中村、谷口、リックの第一列。常にプレッシャーを与え、トップリーグチームと互角以上のスクラムを組み、アタック、タックルと骨惜しみ無く働いたことで、組織ディフェンス、アタックが機能しました。また新外国人ピーターと地元佐賀工業出身のCTB大坪選手の距離が長い効果的なロングキックで、ゴールラインを背にした戦いが少なく、安定したプレーをすることが出来ました。

王者NECを追い詰め、主力を引きずり出したこの試合、鉄壁の防御を誇るチームから4トライを奪うなど、九州電力にとって評価できる内容ではありましたが、後半の失点、勝利の厳しさを痛感した試合となりました。24対24という結果に甘えることなく、「なぜ後半追いつかれたのか?」を課題として、次回行なわれるリコーブラックラムズとの戦いに臨みます。


遠路会場に足を運んでいただき、応援をいただいたの皆さまには厚く御礼申し上げます。
また、この日12時から行なわれた福岡工業大学との試合は、FW・BKとも終始圧倒、67対14で勝利しました。

【今週の試合予定】
5月27日(土) 13:00 リコーブラックラムズ(長崎総合運動公園かきどまり陸上競技場)


このページの先頭へ