1/28(土) 12:00 大阪花園ラグビー場(有料試合) 試合結果一覧へ


九州電力

ホンダヒート

26 39

チーム名   T G PG DG 小計 合計

九州電力

前半 1 1 0 0 7 26
後半 3 2 0 0 19

ホンダヒート

前半 3 2 1 0 22 39
後半 2 2 1 0 17



出場選手
1 中 村 11 前 田
2 谷 口 12 グレイ
3 ティレル 13 吉 岡
4 吉 上 14 吉 永
5 中 園 15 今 村 ⇒ 山 口(前半19分)
6 進 藤 16 荒 川
7 川 嵜 17 松 尾(健)
8 端 迫 ⇒ 山 元(前半19分) 19 平 田
9 村 上 ⇒ 松 尾(匡)(後半10分) 21 三 輪
10 河 野    

レポート

より日本人らしい本場のアドバイスに・・・
ハーフタイムでトンプソンコーチから発せられた言葉。「こんなゲームをして福岡から応援に来ている人達に対して、恥ずかしくないのか!」という、まさに日本人らしい「精神論」だった。それほどこの日の前半は、ノックオン、スローフォワード更にはファーストタックルが決まらない。九州からの応援団に加え、応援いただいた関西電力様、お取引先の皆さまへ魂が伝わらない戦いぶりでした。

 前半ホンダヒートの猛攻をしのぎ相手陣で得たペナルティー。主将川嵜選手は迷うことなくゴールポストを指差し、PKを狙う。本来なら名手吉岡選手が鮮やかに決めるという場面、しかしボールはポストをそれ失敗。その後流れがホンダに傾いたのか、13分には怪人アリシ選手が一人、二人とタックルを弾き飛ばしトライ。18分、25分にもトライを奪われ0対19と点差が開きました。  
ここで流れを変えたのは、頼れる助っ人グレイ選手。ゴール前まで突進、タックルされたと思いきや、すばやく立ち上がりそのままゴールラインに飛び込む、本物ワラビーズのプレーでトライを奪いました。しかし前半終了間際にはペナルティを決められ、7対22で前半を終了しました。

ハーフタイムでのトンプソンコーチの檄で目が覚めた九電フィフティーン、開始早々のPGを含め2トライを奪われましたが、後半は展開ラグビーの本領を発揮し、右に左にホンダを振り回し、9分にベテラン吉上選手が見事な突破力でトライ。19分に谷口選手がゴール前の密集をかき分けた意地のトライ。更には38分吉岡選手が右隅に執念のトライを決め、難しい角度からのゴールも決めるなど懸命な追い上げもむなしく無念のノーサイド。第2位でチャレンジマッチを終えました。


しかしながら、これで九州電力の挑戦は終わったわけではありません。目標はあくまでも、この日第2試合で古豪近鉄を感動的な勝利で飾りトップリーグ昇格を決めたコカコーラWJ、入替戦での勝利を目指すサニックスに続く、九州3チーム目のトップリーグチームになることです。 
決戦の日は2月11日(土)秩父宮ラグビー場、相手はセコムラガッツと決まりました。聖地で今年1年積み上げてきた全てをぶつけて、必ずや勝利を掴みます。

最後になりますが、この日、バックスタンドに陣取り遠路九州からお越しの応援団、関西電力ラグビー部関係者及びお取引先の皆さま、更にはコカコーラWJ応援団の大声援は、ホームグラウンドに匹敵する心強さでした。また試合後エールを送って頂きましたホンダヒート応援団の皆さまには心より感謝申し上げます。


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