12/11(日) 13:00 博多の森球技場(有料試合) 試合結果一覧へ


九州電力

 

マツダ

36 28


レポート

フロントロー(中村・谷口・リック)殊勲のスクラム!!  
トップリーグの挑戦権をかけた第2ラウンドであるトップキュウシュウAリーグ順位決定戦。初戦はリーグ戦で接戦となったマツダです。    

両チームとも勝利へ向け、闘志を剥き出しにした好ゲームでしたが、勝敗を分けたのは縁の下の力持ち、中村・谷口・リック選手のフロントロートリオです。
前半終了間際と後半1点差に詰め寄られた直後の2つのトライは3人の強固なスクラムワークが起点であり、この日の勝利に大きく貢献しました。

まず先手を取ったのはマツダ。鬼気迫るタックルと出足で、開始4分、一瞬の隙を外国人8番が抜け出し、15番につなぎトライを奪われます。ここは相手のゴールキックをグレイ選手の激しいプレッシャーにより外すビッグプレー。しかしその後もちぐはぐな九電を尻目に、マツダが2PGを追加し、0対11と差が開きます。
ここからようやく九電の闘志に火がつき、まずは21分得意のオープン攻撃から、11番末次選手が右隅にトライ。難しい角度のゴールをゴールデンブーツ吉岡選手が決め7対11と差を詰めます。
29分にPGを吉岡選手が決めた直後の31分、連続攻撃から谷口選手のパスを受けた末次選手が再び右隅にトライ。再び吉岡選手がゴールを決め17対11とようやく逆転。
そして37分、相手ゴール前のスクラムを押し込み、最後は山本選手がトライを奪い22対11で前半を折り返しました。


後半まず主導権を握ったのは九電。3分ゴール前ラインアウトからモールを押し込み、最後は山本選手が抜け出しトライ、ゴールも決まり29対11となりました。
点差が開いて気が緩んだのか、ここから一気にマツダの反撃が始まります。あれよあれよと連続3トライを献上。29対28の1点差に予断を許さない状況となりました。
しかし、ここで流れを変えたのは再びフロントローの踏ん張りでした、33分再三スクラムを崩すマツダに対して、執拗にスクラムを選択。力強いプッシュで最後は山本選手が飛び込む勝利を決定付けるトライを奪い、ゴールも成功、36対28と突き放してノーサイドとなりました。

本日勝利できたことは全員の頑張りによるものといえますが、連続して得点を許すなどの反省点もあり、これから2週間、コカコーラWJとの再戦に向け課題を修正し、トップキュウシュウ1位通過を目指します。

この日も寒い中、大勢の九電サポーターのご声援ありがとうございました。
25日コカコーラWJ戦では今年の集大成として、ファンの皆さまに大きなプレゼントを贈れますよう全力を尽くします。
選手・スタッフそしてサポーター「Team Kyuden」全員で、博多の森球技場に勝利の雄たけびをあげましょう!!  


(今後の試合予定)  
平成17年12月25日(日)
博多の森球技場 対コカコーラWJ  13時キックオフ!!


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