コカ・コーラWJ
午後からの死闘を予想するかのような雷雨もあがり、トップキュウシュウAリーグ最終戦、コカコーラWJとの全勝対決が行なわれました。
OBを中心に結成された「九電ラグビー部応援団」の掛け声にあわせ、この日博多の森球技場に駆けつけた500名近い「九電ラグビー部サポーター」の応援に、この日選ばれし15名の選手がグラウンドに登場。この日の選手は、サポーターの声援を受け、随所に魂のこもったタックル、アタックでサポーターを魅了して、常にコカコーラWJを圧倒しました。
前半14分、中央付近から右へ展開、グレイ選手のパスをもらったFB今村選手が、相手のタックルを弾き飛ばしトライを奪いました。 19分には、コカコーラWJ淵上選手の個人技で中央を突破されトライを決められ、5対7と逆転されますが、26分、ゴールデンブーツ吉岡選手が、ペナルティゴールを決め8対7となりました。 30分過ぎから、コカコーラWJ怒涛の攻撃をゴール前で死守、そこから反撃して、最後はこの日久しぶりにスタメン出場のWTB末次選手がナイスタイミングでライン参加して、コカコーラWJディフェンダーを振り切りトライを奪いました。 更にロスタイムの44分に、吉岡選手がペナルティゴールを決め、18対7で前半を折り返しました。
後半に入っても前半主導権を握ったのは九電。吉岡選手のペナルティゴールで21対7まで点差を広げます。その後28分にはコカコーラWJのオープン攻撃でトライを奪われましたが、36分には優勝を決定付けるペナルティゴールを決めました。
最終スコア24対12のダブルスコアとなりましたが、トライ数は同じということで、12月に行なわれるコカコーラWJとの再戦へ向け、まだまだ修正すべき課題もあります。 しかしながら、この春からまずは「打倒コカコーラWJ」という目標を掲げ取り組んできたことに対して、一応の結果を出すことが出来ました。
「Team Kyuden」 まさにこの日の勝利は、選手とサポーターが一体となった結果の勝利です。試合後、選手たち全員が「スタンドの熱い声援のおかげで、気持ちが途切れなかった。ピンチの時も勇気が沸いてきた」と口々に感謝の言葉。応援の皆さま本当にありがとうございました。 12月に行なわれますトップキュウシュウリーグ順位決定戦も、皆さんの熱いご声援で選手の後押しをお願いいたします。
※今後の試合予定 (トップキュウシュウA順位決定戦) 12月11日(日)九電対マツダ(博多の森) 12月18日(日)コカコーラWJ対マツダ(広島) 12月25日(日)九電対コカコーラWJ(博多の森)