中国電力
トップキュウシュウリーグ第5節中国電力戦が、快晴の佐賀県総合運動公園陸上競技場で開催されました。
グレイ、グレイ、グレイ!前半はまさに豪州代表グレイ選手の独壇場でした。自陣からは的確で距離の出るタッチキック、キックと思いきやランニングによる突破、一人二人と中国電力のディフェンダーを弾き飛ばし、自らの2トライをはじめとする、8トライの基点となるなど、グレイのスーパープレーに観客からはため息が漏れるばかり・・・。開始早々から川内合宿で意思統一されたFW/BK一体となった怒涛の攻撃で終始中国電力を翻弄し、1トライを奪われたものの54対7で前半を終了しました。
ハーフタイムでトンプソンコーチより、「良い攻撃をしているが、後半はプレーの精度を更に高めるように!」との指示があり後半開始。 早々から、前半の勢いそのままに攻め続け、一方的な展開かと思われましたが、後半20分頃から中国電力の意地の反撃を受けて1トライを奪われてしまいました。 コーチの指示である「プレーの精度」という点では、選手の交代などの影響もあり、少し雑な面もありましたが、選手はスタミナが切れることなく80分間攻め続け、最終スコア82対14という大差で勝利することが出来ました。
この日は春の試合で負傷し、長期離脱していたスクラムの要リック・ティレル選手が5ヶ月ぶりにフィールドに復帰、HO谷口、PR中村選手と共にスクラムトライを奪うなど、ラグビーの基本であるセットプレーの安定に貢献するとともに、No.8端迫選手も2ヶ月ぶりに復帰して、激しいプレーを見せたことは、次週の大一番CCWJ戦へ向け大きな収穫となりました。
なお、この日の第2試合ではCCWJがマツダを52対29で下しました。 いよいよ次週27日は、トップキュウシュウリーグの優勝をかけた決戦の日です。今年の集大成として、博多の森球技場で勝利の雄叫びを上げられるよう頑張ります! 遠路佐賀までお越し頂いた皆さま、本当にありがとうございました。 博多の森でも「チーム・キューデン16人目の選手」として、共に戦いましょう!!