九州電力
マツダ
トップキュウシュウAリーグ第4節、マツダ戦が広島で行われました。 今シーズンのマツダは、外国人選手3人を補強してレベルアップしている強敵です。
敵地での戦い、マツダの身体を張った激しいタックルの前になかなかペースが掴めない中、開始15分にペナルティーゴールを決められ先制を許します。 しかしこの流れを変えたのはベテランの働きで、直後のキックオフから吉上選手(資材燃料部)が中央突破し相手ディフェンスを振り切りトライを決め逆転。 その後マツダに再度ペナルティーゴールを決められましたが、35分にはチームのトライゲッターのウィング今村選手(福岡南営業所)が左中間に飛び込み、前半を折り返します。
後半もマツダのプレッシャーは衰えず、早々に得点を加えたものの、反則とミスでお互いにチャンスを逃す展開。終了間際には敵陣まで攻め込みますが、一瞬の隙をマツダ外国人選手に個人技でトライを献上しノーサイドとなりました。
この日の前半はマツダの外国人を中心とした攻撃にも、決してゴールラインを割らさない鉄壁のディフェンスでしたが、後半は判断ミスや一瞬のミスによりトライを奪われるなど、課題も多く残りました。 しかしながら、吉上とともにいぶし銀の活躍を見せたセンターの三輪選手(総務部OSC)は、切れのあるランニングとタックルはもちろんのこと、吉岡選手の代役で勤めたゴールキックも確実に決めるなど頼もしい限りです。
今後のスケジュールは、来月に鹿児島県川内市において強化合宿を行い、期間中には鹿児島県の少年ラガーに対してラグビー教室を実施の予定です。 来月20日の中国電力戦、27日のコカコーラWJ戦を見据え、一皮向けた九電ラグビー部をご披露できますよう精進いたします。
最後になりましたが、遠来よりお越しいただいた上、大勢の相手応援団の声援にも負けずに、懸命の応援をしてくださった九電後援会の皆さまには厚く御礼申し上げます。