三菱自動車水島
2005年トップキュウシュウリーグが開幕しました。 シンボルスポーツとして臨む記念すべきシーズンは、 中国電力坂グラウンドで、三菱自動車水島戦からスタートしました。
開始早々に手堅くFWのドライビングモールでトライを奪った九電は、序盤岡山国体のため強化が進んだ水島の激しいディフェンスに苦しみ、なかなか攻撃の継続ができませんでしたが、キックを主体としたオーソドックスな戦いで、トライを重ね 33対0で前半戦を折り返しました。
後半開始早々、FWのラッシュからセンター付近にトライを決めた九電でしたが、三菱の素早い出足と体を張ったタックルに、ノックオンなどのミスを犯してリズムに乗れませんでした。 しかしながら、グレイ選手の突破やキックで効率よく攻め込み、WTB今村選手の4トライや、LO山元選手の豪快な突進でトライを重ね、1トライは許したものの78対7で初戦を飾りました。
この日は公式戦初出場グレイ選手は厳しいマークに合いながら、周りを活かすパスプレー、キック、そして突破と期待どおり大車輪の活躍をみせました。 また4トライを奪った左WTB今村選手の影に隠れてしまいましたが、唯一新人でレギュラーを掴んだ右WTB山口選手が、切れの良いランニングと、確実なタックルで勝利に貢献しました。
遠来のところ、応援いただいた後援会の皆さまには厚く御礼申し上げます。