九州電力
サニックス
プレシーズンマッチのサニックス戦が、9月3日香椎競技場で行われました。 トップキュウシュウリーグ開幕前に、今年トップリーグに返り咲いたサニックスに対して、どれだけの戦いができるのか、夏合宿からの練習成果が試される試合となりました。 お互いベストメンバーによりキックオフ。序盤から激しいタックルが飛び出し、公式戦を意識した緊張感溢れる試合となりました。
まず、本番さながらのPGで先制したサニックスが続けてトライを奪い、0対10とリードされましたが、 すかさずネイサン・グレイ選手の突破からチャンスを作り、WTB今村選手がトライ。その後も九電の目指す展開ラグビーでペースを掴み、終了間際に吉岡がPGを決め、10対10でハーフタイムを折り返しました。
後半開始早々、FWのパワー攻撃に切り替えたサニックスにモールを押し込まれ、トライを奪われましたが、九電もFW・BK一体となった攻撃から、SH村上選手が抜け出し17対17の同点。 その後もサニックスの強力FWと九電の展開力の勝負に、一進一退の攻防が続き、30分が経過。相手陣に攻め込みチャンスと思われたのも束の間、キックバウンドの不運もあり、相手ウィングに一瞬のスキをつかれ独走トライを許すものの、まだまだ1トライ1ゴールで逆転できる5点差に最後まであきらめず、ゴール前のサニックス怒涛の攻撃を必死のディフェンスで耐えしのぎ、最後の攻撃..と期待しましたが、一歩及ばずノーサイドとなりました。
夏合宿から2週間を経て、ディフェンス、アタックとも仕上がってきましたが、トップリーグを戦うサニックスとは、こぼれ球に対するリアクションの遅さなど、個々の集中力の差を感じる部分もありました。 今後はこの試合の反省を踏まえ、開幕戦へ向け最終調整を行いたいと思います。この日は暑い中、応援をいただきありがとうございました。
次週より始まるトップキュウシュウリーグでも、皆さまの熱いご声援をお願いいたしますとともに、サニックスブルースチームのトップリーグでの活躍を心からお祈りいたします。